COLMUN
コラム

【永久保存版】インスタ広告クリエイティブ画像サイズ完全ガイド|Instagram広告の縦横比・推奨サイズを一覧付きで徹底解説
この記事を書いた人

大塚達磨
OTSUKA TATSUMA
新潟県出身、福岡県在住。
元東京都港区役所職員。退職の翌日に福岡に移住し、LINE公式アカウントと機能拡張ツールであるLステップの活用支援を軸にしたwebコンサルティング会社、株式会社禅を創業。
【Lステップ正規代理店】として、『お客様の一番のサポーターになる』をモットーに、数多くのLINEアカウントを手がける。
趣味は定期的にお寺に通い、坐禅をすること。
目次
インスタ(Instagram)広告を出稿するとき、
「どのくらいのサイズの画像を作れば良いんだろう?」
とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
インスタ(Instagram)広告を効果的に運用する上で、「どんな画像を使うか」は成果に直結する重要な要素です。「適切な画像サイズ」を把握し、それに合った構図や比率でクリエイティブを制作することは、表示崩れや審査落ちを防ぎ、クリック率やCVR(コンバージョン率)にも大きく左右します。
本記事では、インスタ(Instagram)広告の画像サイズについて、保存版として使えるように一覧にもまとめてわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

インスタ(Instagram)広告で画像サイズが重要な理由

インスタ(Instagram)広告では「配信面ごとに広告の表示形式が異なる」ため、フィード・ストーリーズ・リールなどといった各配置に合わせた最適な画像サイズで制作することが極めて重要です。
たとえば、インスタ(Instagram)のストーリーズに表示される広告では縦長(9:16)、画像フィードでは正方形(1:1)が基本です。
画像サイズが最適でないと、以下のようなトラブルが起こり得ます。
- 画像やテキストの表示が切れる
- 余白が不自然に表示される
- 小さく表示される(読みづらい)
- 必要な文字が見えない
- Meta側の自動調整でレイアウトが崩れる
- CTR(クリック率)が低下
- CPA(獲得単価)が悪化
特に初心者がやりがちなミスとして、横長画像を縦長配信面に使ってしまう、スマホ表示を意識せずにPCサイズのまま投稿してしまうといった事例があります。
インスタ(Instagram)広告で推奨される広告クリエイティブサイズ

インスタ(Instagram)広告で推奨される広告クリエイティブのサイズは、主に以下の4つがあります。
- 1:1(正方形型)
- 9:16(縦長型)
- 4:5(縦長型)
- 1.91:1(横長型)
では、それぞれの広告クリエイティブのサイズについて整理しましょう。
1:1(正方形型)

- 推奨サイズ:1080 × 1080px
- アスペクト比:1:1
正方形型の画像サイズは、最も幅広く使用される広告フォーマットになるので、インスタ(Instagram)広告を出稿する際は、必ず作成しておきましょう。
9:16(縦長型)

- 推奨サイズ:1080 × 1920px
- アスペクト比:9:16
4:5(縦長型)

- 推奨サイズ:1080 × 1350px
- アスペクト比:4:5
1.91:1(横長型)

- 推奨サイズ:1200 × 628px
- アスペクト比:1.91:1
インスタ(Instagram)広告の代表的な広告フォーマット

続いて、インスタ(Instagram)広告のフォーマット別に画像サイズ・入稿規定を解説していきます。主に以下の4つがあります。
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- コレクション広告
それぞれのフォーマットのサイズについて整理しましょう。
1. 画像広告
これが一番馴染みのある配信場所ではないでしょうか?
画像広告は、1枚の画像のみ、もしくは1枚の画像+テキストで構成するシンプルな広告の表示です。
出稿できる主な配置場所は以下の通りです。
- フィード
- ストーリーズ
- 発見タブ
画像広告は、フィードはもちろんストーリーズや発見タブなど、インスタ(Instagram)内の広告枠すべてで掲載をすることができます。フィードの場合は1:1、ストーリーズと発見タブでは9:16の画像サイズが推奨されています。
2. 動画広告
インスタ(Instagram)広告で動画広告を出稿できる主な場所は以下の通りです。
- フィード
- ストーリーズ
- 発見タブ
- リール
動画広告では、フィードと発見タブは4:5、ストーリーズとリールでは9:16のサイズが推奨されています。
動画広告は、画像広告よりも伝えられる情報量が多く訴求効果が高いため、クリック率やCVR(コンバージョン率)の向上が期待できるでしょう。
3. カルーセル広告
カルーセル広告は、1つの広告に2枚以上の画像や動画を複数横並びに表示できるので、画像広告よりも情報量を多く伝えることができ、ユーザーがスワイプして閲覧していくことができます。
インスタ(Instagram)広告でカルーセル広告を出稿できる主な場所は以下の通りです。
- フィード
- ストーリーズ
商品のラインナップを紹介したり、ストーリー立ててメッセージを伝えるのに向いている広告フォーマットです。
画像広告とは違い、選べる画像は「正方形」のみなので、カルーセル広告を出稿する際はご注意ください。
4. コレクション広告
コレクション広告は、カタログ形式で製品やブランドを紹介することができる広告フォーマットです。
インスタ(Instagram)広告でコレクション広告を出稿できる主な場所は以下の通りです。
- フィード
- ストーリーズ
フィード、ストーリーズともに1.91:1もしくは1:1の画像サイズが推奨されています。
複数の商品を一気に広告配信したいときにおすすめな広告フォーマットです。
【最新】インスタ(Instagram)広告クリエイティブの推奨サイズとアスペクト比一覧
以下に主な広告フォーマットごとのクリエイティブの推奨サイズと比率を一覧でまとめました。
推奨サイズ(px) | アスペクト(縦横)比 | ファイル形式 | 画像の上限容量 | |
フィード(画像) | 1080 × 1080px | 1:1 | JPGまたはPNG | 30MB |
フィード(動画) | 1080 × 1350px | 4:5 | MP4、MOV、 またはGIF | 4GB |
ストーリーズ(画像) | 1080 × 1920px | 9:16 | JPGまたはPNG | 30MB |
発見タブ(画像) | 1080 × 1080px | 1:1 | JPGまたはPNG | 30MB |
発見タブ(動画) | 1080 × 1350px | 4:5 | MP4、MOV、 またはGIF | 4GB |
リール | 1080×1920px | 9:16 | MP4、MOV | 4GB |
インスタ(Instagram)広告のクリエイティブ制作で気をつけるポイント

ここまでインスタ(Instagram)広告のクリエイティブを作成する際のサイズについて解説してきましたが、サイズだけでなく広告クリエイティブ作成時に注意してほしいポイントがいくつかあります。
1. クリエイティブの解像度・画質を落とさない
インスタ(Instagram)広告は、クリエイティブの画質によってもクリック率やCVR(コンバージョン率)が左右されます。
Metaに広告クリエイティブをアップロードする際、クリエイティブが圧縮される場合があるので、できる限り高画質のものを用意しましょう。
2. ファイルサイズを抑える
クリエイティブのファイルサイズが大きすぎると広告の表示に時間がかかり、離脱の原因になります。
また、Metaにアップロードできるファイルサイズに上限がありますので、解像度に注意しながらファイルサイズを意識した上で入稿しましょう。
3. Meta広告のガイドラインを遵守する
そもそもですが、Meta社が規定するインスタ広告のガイドラインは事前に確認した上でクリエイティブを制作しましょう。
ガイドラインに従わない広告は、審査に落ちてしまい、広告出稿することができません。
『せっかくクリエイティブを作成したのに、審査に落ちてしまい、作り直しになった…』ということのないよう事前に確認しておくことをおすすめします。
【参考】
Meta広告規定について|Metaビジネスヘルプセンター
4. セーフゾーンを意識して配置
インスタ(Instagram)で広告を出稿する際、画面上部のプロフィールアイコンや画面下部のアクションボタンなど、インスタ(Instagram)の画面レイアウトの仕様上どうしても画像や動画と重なる形で配置される要素があります。
インスタ(Instagram)広告におけるセーフゾーンとは、こういった要素にかぶらないエリアのことを指します。
広告クリエイティブを制作する際、重要なクリエイティブ要素(テキスト、ロゴ、商品名など)をセーフゾーン内に収めることで、伝えたいことがより伝わる広告にすることができます。
【セーフゾーン】
最上部から250px、最下部から約20〜35%を避けて要素を配置。
まとめ|インスタ(Instagram)広告の成果を最大化するために画像サイズを最適化しよう

インスタ(Instagram)広告のクリエイティブサイズについて解説をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
インスタ(Instagram)広告で成果を出すためには、クリエイティブの「サイズ」「縦横比」の最適化も重要な要素の1つです。表示崩れや不自然な切り抜きは、見込み顧客との接点を逃す要因になります。
本記事で紹介した推奨サイズを参考にしながら、ユーザーに伝わる魅力的な広告クリエイティブを作っていきましょう!
弊社では広告運用について、無料相談やアカウント設計支援も行っていますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
\Lステップ正規代理店がLINEを活用した広告戦略をご提案!/

