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コラム

【完全保存版】Facebook広告の推奨クリエイティブ画像サイズまとめ|フィード・ストーリーズ・リール全フォーマット一覧付き
この記事を書いた人

大塚達磨
OTSUKA TATSUMA
新潟県出身、福岡県在住。
元東京都港区役所職員。退職の翌日に福岡に移住し、LINE公式アカウントと機能拡張ツールであるLステップの活用支援を軸にしたwebコンサルティング会社、株式会社禅を創業。
【Lステップ正規代理店】として、『お客様の一番のサポーターになる』をモットーに、数多くのLINEアカウントを手がける。
趣味は定期的にお寺に通い、坐禅をすること。
目次
Facebook(Meta)広告を出稿するとき、
「どのくらいのサイズの画像を用意すれば良いんだろう?」
とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
Facebook(Meta)広告を効果的に運用する上で、「どんなクリエイティブを使うか」は成果に直結する重要な要素です。「適切な画像サイズ」を把握し、それに合った構図や比率でクリエイティブを制作することは、表示崩れや審査落ちを防ぎ、クリック率やCVR(コンバージョン率)にも大きく左右します。
本記事では、Facebook(Meta)広告の画像サイズについて、保存版として使えるように一覧にもまとめてわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

Facebook(Meta)広告で画像サイズが重要な理由

Facebook(Meta)広告では「配信面ごとに広告の表示形式が異なる」ため、フィード・ストーリーズ・リールなどといった各配置に合わせた最適な画像サイズで制作することが極めて重要です。
たとえば、Facebookのリールに表示される広告では縦長(9:16)、画像フィードでは正方形(1:1)が基本です。
画像サイズが最適でないと、以下のようなトラブルが起こり得ます。
- 画像やテキストの表示が切れる
- CTR(クリック率)が低下
- 小さく表示される(読みづらい)
- 必要な文字が見えない
- Meta側の自動調整でレイアウトが崩れる
- 余白が不自然に表示される
- CPA(獲得単価)が悪化
特に初心者がやりがちなミスとして、正方形の画像を縦長配信面にそのまま使ってしまう、スマホ表示を意識せずにPCサイズのまま投稿してしまうといった事例があります。
Facebook(Meta)広告で推奨される広告クリエイティブサイズ

Facebook(Meta)広告で推奨される広告クリエイティブのサイズは、主に以下の4つがあります。
- 1:1(正方形型)
- 9:16(縦長型)
- 16:9(横長型)
- 1.91:1(横長型)
では、それぞれの広告クリエイティブのサイズについて整理しましょう。
1:1(正方形型)

- 推奨サイズ:1080 × 1080px
- アスペクト比:1:1
正方形型の画像サイズは、最も幅広く使用される広告フォーマットになるので、Facebook(Meta)広告を出稿する際は、必ず作成しておきましょう。
9:16(縦長型)

- 推奨サイズ:1080 × 1920px
- アスペクト比:9:16
16:9(横長型)

- 推奨サイズ:1920 × 1080px
- アスペクト比:16:9
1.91:1(横長型)

- 推奨サイズ:1200 × 628px
- アスペクト比:1.91:1
Facebook(Meta)広告の代表的な広告フォーマット

続いて、Facebook(Meta)広告のフォーマット別に画像サイズ・入稿規定を解説していきます。主に以下の4つがあります。
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- コレクション広告
それぞれのフォーマットのサイズについて整理しましょう。
1. 画像広告
これが一番馴染みのある配信場所ではないでしょうか?
画像広告は、1枚の画像のみ、もしくは1枚の画像+テキストで構成するシンプルな広告の表示です。
出稿できる主な配置場所は以下の通りです。
- Facebookフィード
- Facebookリール
- Facebook右側広告枠
- Facebook Marketplace
- Facebookの検索結果
- Facebookビジネス発見
画像広告は、フィードはもちろんリールや検索結果など、Facebook(Meta)内の広告枠すべてで掲載をすることができます。フィードの場合は1:1、ストーリーズやリールでは9:16の画像サイズが推奨されています。
2. 動画広告
Facebook(Meta)広告で動画広告を出稿できる主な場所は以下の通りです。
- Facebookフィード
- Facebookリール
- Facebook右側広告枠
- Facebook Marketplace
- Facebookの検索結果
- Facebookビジネス発見
動画広告では、フィードと発見タブは4:5、ストーリーズとリールでは9:16のサイズが推奨されています。
動画広告は、画像広告よりも伝えられる情報量が多く訴求効果が高いため、クリック率やCVR(コンバージョン率)の向上が期待できるでしょう。
3. カルーセル広告
カルーセル広告は、1つの広告に2枚以上の画像や動画を複数横並びに表示できるので、画像広告よりも情報量を多く伝えることができ、ユーザーがスワイプして閲覧していくことができます。
Facebook(Meta)広告でカルーセル広告を出稿できる主な場所は以下の通りです。
- Facebookフィード
- Facebookリール
- Facebook右側広告枠
- Facebookインスタント記事
- Facebook Marketplace
- Facebookストーリーズ
商品のラインナップを紹介したり、ストーリー立ててメッセージを伝えるのに向いている広告フォーマットです。
画像広告とは違い、選べる画像は「正方形」のみなので、カルーセル広告を出稿する際はご注意ください。
4. コレクション広告
コレクション広告は、カタログ形式で製品やブランドを紹介することができる広告フォーマットです。
Facebook(Meta)広告でコレクション広告を出稿できる主な場所は以下の通りです。
- フィード
- Facebook Marketplace
1:1の画像サイズが推奨されています。
複数の商品を一気に広告配信したいときにおすすめな広告フォーマットです。
【最新】Facebook(Meta)広告クリエイティブの推奨サイズとアスペクト比一覧
以下に主な広告フォーマットごとのクリエイティブの推奨サイズと比率を一覧でまとめました。
推奨サイズ(px) | アスペクト(縦横)比 | ファイル形式 | 画像の上限容量 | |
フィード(画像) | 1080 × 1080px | 1:1 | JPGまたはPNG | 30MB |
フィード(動画) | 1080 × 1080px | 1:1 | MP4、MOV、 またはGIF | 4GB |
ストーリーズ(画像) | 1080 × 1920px | 9:16 | JPGまたはPNG | 30MB |
右側広告枠 | 1200 × 628px | 1.91:1 | JPGまたはPNG | 30MB |
Facebookインスタント記事 | 1200 × 628px | 1.91:1 | MP4、MOV、 またはGIF | 4GB |
Facebookインストリーム動画 | 1920 × 1080px | 16:9 | MP4、MOV | 4GB |
Facebookマーケットプレイス | 1080 × 1080px | 1:1 | MP4、MOV | 4GB |
Facebookの検索結果 | 1200 × 628px | 1.91:1 | MP4、MOV | 4GB |
Facebookリール | 1080 × 1920px | 9:16 | MP4、MOV | 4GB |
【合わせて読みたい記事】
Facebook(Meta)広告のクリエイティブ制作で気をつけるポイント

ここまでFacebook(Meta)広告のクリエイティブを作成する際のサイズについて解説してきましたが、サイズだけでなく広告クリエイティブ作成時に注意してほしいポイントがいくつかあります。
1. クリエイティブの解像度・画質を落とさない
Facebook(Meta)広告は、クリエイティブの画質によってもクリック率やCVR(コンバージョン率)が左右されます。
Metaに広告クリエイティブをアップロードする際、クリエイティブが圧縮される場合があるので、できる限り高画質のものを用意しましょう。
2. ファイルサイズを抑える
クリエイティブのファイルサイズが大きすぎると広告の表示に時間がかかり、離脱の原因になります。
また、Metaにアップロードできるファイルサイズに上限がありますので、解像度に注意しながらファイルサイズを意識した上で入稿しましょう。
3. Meta広告のガイドラインを遵守する
そもそもですが、Meta社が規定するインスタ広告のガイドラインは事前に確認した上でクリエイティブを制作しましょう。
ガイドラインに従わない広告は、審査に落ちてしまい、広告出稿することができません。
『せっかくクリエイティブを作成したのに、審査に落ちてしまい、作り直しになった…』ということのないよう事前に確認しておくことをおすすめします。
【参考】
Meta広告規定について|Metaビジネスヘルプセンター
4. セーフゾーンを意識して配置
Facebook(Meta)に広告を出稿する際、画面上部のプロフィールアイコンや画面下部のアクションボタンなど、Facebookの画面レイアウトの仕様上どうしても画像や動画と重なる形で配置される要素があります。
Facebook(Meta)広告におけるセーフゾーンとは、こういった要素にかぶらないエリアのことを指します。
広告クリエイティブを制作する際、重要なクリエイティブ要素(テキスト、ロゴ、商品名など)をセーフゾーン内に収めることで、伝えたいことがより伝わる広告にすることができます。
【セーフゾーン】
最上部から250px、最下部から約20〜35%を避けて要素を配置。
Facebook(Meta)広告の成果を落とす”よくあるミス”
最後に、Facebook(Meta)広告の成果を落としてしまいかねないよくある出稿のミスについてまとめます。
これらのミスがないように、Facebook(Meta)広告を出稿する前に必ずチェックしておきましょう!
1. 低解像度の画像書き出し
せっかく推奨サイズでクリエイティブを作成しても、解像度が低いまま書き出してしまうと実際に広告を見たユーザーが認識できず離脱につながってしまいます。出稿する前に自分のスマホで確認したりプレビューで確認しておきましょう。
2. アイコンやアクションボタンとコンテンツがかぶる
Facebook(Meta)に広告を出稿する際、画面上部のプロフィールアイコンや画面下部のアクションボタンなど、Facebookの画面レイアウトの仕様上どうしても画像や動画と重なる形で配置される要素があります。
こういった要素とかぶってしまうと、せっかくテキストやコピーを掲載しても、うまく伝えることができなくなります。
セーフゾーンを意識してクリエイティブを作成し、出稿の前にプレビュー画面で確認しておきましょう。
3. Instagramにも配信されることを認識していない
Meta広告は、Facebookと同時にインスタ(Instagram)にも同時に出稿が可能です。
Facebookとインスタ(Instagram)で利用するユーザー層が大きく異なるので、同じ広告クリエイティブを配信するのは避けたほうが良いでしょう。
4. テキスト・画像が小さい
作成した広告クリエイティブの画像やテキストが小さい場合は、ユーザーが認識できず離脱につながってしまいます。
デザイン段階では問題ないように見えても、実際は小さく感じる場合はあるので、出稿する前に自分のスマホで確認したりプレビュー画面で確認しておくことをおすすめします。
まとめ|Facebook(Meta)広告の成果を最大化するために画像サイズを最適化しよう

Facebook(Meta)広告のクリエイティブサイズについて解説をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
Facebook(Meta)広告で成果を出すためには、クリエイティブの「サイズ」「縦横比」の最適化も重要な要素の1つです。表示崩れや不自然な切り抜きは、見込み顧客との接点を逃す要因になります。
本記事で紹介した推奨サイズを参考にしながら、ユーザーに伝わる魅力的な広告クリエイティブを作っていきましょう!
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