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コラム

【保存版】LINE友だち追加広告とは?|LINE広告との違いや効果・料金を徹底解説
この記事を書いた人

大塚達磨
OTSUKA TATSUMA
新潟県出身、福岡県在住。
元東京都港区役所職員。退職の翌日に福岡に移住し、LINE公式アカウントと機能拡張ツールであるLステップの活用支援を軸にしたwebコンサルティング会社、株式会社禅を創業。
【Lステップ正規代理店】として、『お客様の一番のサポーターになる』をモットーに、数多くのLINEアカウントを手がける。
趣味は定期的にお寺に通い、坐禅をすること。
目次
もはや使わない日がないのではないかというほど日常的に使用することの多いアプリ「LINE」。国内のユーザー数は9,700万人以上(2024年10月時点)と、日本人の8割が利用しているSNSアプリとなっています。
特にLINE公式アカウントは、多くの企業で導入されており、CRM施策の一つとしても重要なツールとなっています。LINE公式アカウントを友だち追加してもらうことで、新着情報やクーポンの配信など様々な情報を発信することが可能となり、ユーザーにアプローチしやすいツールとして、ビジネスにおいても注目されています。
LINE公式アカウントをもっと活用したいと思ったとき、課題となるのが
『どうやってLINEの友だちを増やすか?』
ではないでしょうか?
LINEの友だちを増やす方法はいくつかありますが、一つ有効な手段として使えるのが「LINE友だち追加広告」です。
本記事では、LINE友だち追加広告について、
- そもそもLINE友だち追加広告ってなに?
- LINE友だち追加広告とLINE広告の違いは?
- どこに配信されるの?
といった点から解説しますので、ぜひ参考にしてください。
LINE友だち追加広告とは?

LINEの友だち追加広告とは、LINE公式アカウントの友だちを獲得することを目的としてLINEアプリ内に出すことのできる広告のことです。
ユーザーは広告をタップするとすぐに友だち追加することができるので、手軽に友だちを増やすことができるのが魅力です。

また、広告予算も少額から出稿できることも魅力的です。
LINE公式アカウントの管理画面から比較的簡単に出稿することができます。
課金形式
LINE友だち追加広告の課金は、CPF形式です。費用が発生するのは「友だち追加時」のみで、ユーザーが広告を見ただけ、タップしただけでは課金されません。
ユーザーが友だち追加した場合に初めて料金が発生するため、無駄な広告費を抑えやすい構造になっています。
配信面

LINE友だち追加広告は、トークリスト、LINE NEWS、LINE VOOMの3ヶ所に配信されます。
ターゲティング
LINE友だち追加広告は、主に以下のターゲティングを設定することができます。
【設定可能なターゲティング】
- 性別
- 年齢(5歳間隔)
- エリア(地域名・半径設定)
- 興味・関心(例:旅行、飲食、美容、ファッションなど)

この設定を行って配信することで、無駄な配信を抑え、より関心度の高いユーザーに効率よくアプローチすることができます。
予算

広告予算は以下の2パターンで設定が可能です。
- 1日あたりの予算(2,000〜50,000円)
- 総予算(10,000〜200,000円)
例えば、1ヶ月間満遍なく広告を配信したい場合は「1日の予算」で設定するのがおすすめです。期間は設けずトータルの広告予算を消化したい場合は「総予算」で設定するのが良いでしょう。
また、1友だち追加あたりの上限予算も設定することができます。
LINE広告との違い
LINE友だち追加広告には、LINE広告の管理画面から配信する広告(通常版)とLINE公式アカウントの管理画面から配信する広告(簡易版)の2パターンがあります。
一般的に「LINE友だち追加広告」と言った場合には、後者の簡易版を指すことが多いようです。
以下にLINE広告との違いを一覧にまとめます。
LINE友だち追加広告(簡易版) | LINE友だち追加広告(通常版) | LINE広告 | |
広告アカウント | LINE公式アカウント | LINE広告 | LINE広告 |
LINE公式アカウントの作成 | 必須 | 不要 | 不要 |
配信面 | LINE NEWS、トークリスト、LINE VOOM | LINE広告が有する全ての配信面 | LINE広告が有する全ての配信面 |
配信フォーマット | 静止画のみ | 静止画のみ | 静止画、動画、カルーセル |
オーディエンス配信 | 不可 | 可 | 可 |
リンク先 | 友だち追加ボタン | 友だち追加ボタン | LP等のwebページやアプリダウンロード画面など |
コンバージョン計測設定 | 不要 | 不要 | 必要 |
課金形式 | CPF課金 (友だち追加時課金) | CPF課金 (友だち追加時課金)、インプレッション課金 | クリック課金、インプレッション課金 |
LINE友だち追加広告のクリエイティブの作り方

LINE友だち追加広告で配信できるクリエイティブは、画像・タイトル・説明文で構成されています。詳細な仕様は以下のように決められています。
配信フォーマット
5MB以下の画像(形式:JPG、JPEG、PNG)のみアップロードすることができます。
画像サイズ
正方形もしくは長方形を選択することができます。推奨サイズはそれぞれ以下のとおりです。
【推奨サイズ】
- 正方形:1080px × 1080px
- 長方形:1200px × 628px
タイトル・説明文の文字数
タイトル・説明文は、それぞれ以下の文字数制限があります。
【文字数】
- タイトル:20文字以内(半角全角問わず)
- 説明文:75文字以内(半角全角問わず)
LINE友だち追加広告の単価目安と予算
LINE友だち追加広告は、ユーザーがLINE公式アカウントを実際に友だち追加したときだけ課金されるので、少額からリスクの低い運用が可能となっています。
最低出稿金額は1万円〜、1日あたりの最低出稿金額は2,000円〜、入札単価は1件あたり75円(自動入札の場合)から設定できるため、テスト的に小規模から運用することができます。
クリエイティブの質や競合の入札状況、出稿時期となどによっても変動しますが、1件あたりの友だち追加単価は150〜250円前後、高くても500円以内で1件の友だち追加が期待できます。
LINE友だち追加広告の注意点
LINE友だち追加広告は、手軽に始めやすい広告ですが、仕組みや画面表示にLINE特有のクセがあるため、初めて運用する際にはいくつか注意すべきポイントがあります。そんなLINE友だち追加広告の注意点を以下にまとめます。
注意点①:認証済みアカウントにしないと出稿できない
LINE友だち追加広告を配信するためには、LINE公式アカウントを「認証済アカウント」にしておく必要があります。
LINE公式アカウントには、「未認証アカウント」と「認証済アカウント」の2種類があり、LINE公式アカウントを作成した段階では「未認証アカウント」の状態です。
管理画面から「認証済アカウント」の申請をする必要があるので、LINE友だち追加広告を配信する場合は、この申請を事前に行っておきましょう。
「認証済アカウント」の申請には、店舗の住所や会社ホームページが必要になります。例えば、事務所や実店舗を持たずオンラインのサービスの広告を配信することはできませんのでご注意ください。

注意点②:ブロック率が高め
LINE友だち追加広告は、ユーザーが広告から簡単に友だち追加することができるがゆえに、すぐにブロックされてしまうリスクも高めです。
一定のブロック率は想定に入れつつブロック率を上げない工夫が必要になります。
注意点③:クリエイティブの訴求に工夫が必要

LINE友だち追加広告は、クリエイティブで見せられる範囲に限界があります。特にトークリストで表示される広告はとても小さいため、画像はわかりやすく、テキストも簡潔なものでないと目に留まりにくいです。
ユーザーが広告を見たときに印象に残り、思わずタップしたくなるようなクリエイティブにする必要があります。
まとめ|まずは小さくLINE友だち追加広告から始めよう
LINE友だち追加広告について、LINE広告との違いや効果・料金を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
本記事を参考にしながら、あなたの事業にもLINE友だち追加広告を活用していきましょう!
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