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コラム

【保存版】Lステップのカレンダー予約機能で業務効率化&売上アップ!|活用方法・注意点まで徹底解説
この記事を書いた人

大塚達磨
OTSUKA TATSUMA
新潟県出身、福岡県在住。
元東京都港区役所職員。退職の翌日に福岡に移住し、LINE公式アカウントと機能拡張ツールであるLステップの活用支援を軸にしたwebコンサルティング会社、株式会社禅を創業。
【Lステップ正規代理店】として、『お客様の一番のサポーターになる』をモットーに、数多くのLINEアカウントを手がける。
趣味は定期的にお寺に通い、坐禅をすること。
目次
Lステップでカレンダー予約機能を導入しようと思ったとき、
「Lステップのカレンダー予約機能ってどんな使い方ができるの?」
「自分で設定するのは難しい?」
とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
本記事では、Lステップのカレンダー予約機能の基礎知識から設定方法、効果的な活用テクニックまで徹底解説しますので、ぜひ参考にしてください。

Lステップのカレンダー予約機能とは?

Lステップの「カレンダー予約機能」は、LINE公式アカウント上で24時間365日自動でユーザーが好きな時間やメニューで予約を受け付けることができる機能です。
予約完了後には自動で確認メッセージが送信され、予約日前にリマインドのメッセージを配信することもできます。
この機能を使うことですべてのプロセスが自動化されるため、スタッフが電話対応する必要がなく、営業時間外でも予約を受け付けることができるようになります。また、Googleカレンダーなどとも連携ができるため、重複予約のトラブルも防ぐことができます。
以下にLステップのカレンダー予約機能を導入するメリットを3つにまとめてそれぞれ詳細に解説します。
メリット1:24時間365日対応による売上機会の最大化
これまで電話で予約を受け付けていた場合、営業時間内でしか対応することができませんでした。
日中に連絡を取ることが困難なビジネスパーソンや子育て世代にとって、顧客が「いま予約したい」と思った瞬間に簡単に予約ができることは、非常に大きなメリットとなります。
メリット2:劇的な業務効率化と人的コストの削減
電話で予約を受付けた場合、通話時間が取られるのはもちろん、予約内容の確認、スケジュールへの記載、顧客情報の整理など、スタッフの業務が多く発生してしまいます。
Lステップのカレンダー予約機能を使えば、これらの業務をすべて自動化することができます。予約完了後の通知やリマインド通知も自動で送信することができるため、予約管理にかかる時間を大幅に削減できます。
メリット3:顧客データの自動蓄積
カレンダー予約機能を通じて、顧客情報を自動で蓄積していくことが可能なので、例えば「顧客のリピート間隔」や「人気のメニュー」など分析に活かすことができます。
また、予約履歴情報をもとに顧客ごとに個別のアプローチをすることも可能になります。例えば、予約履歴情報をもとに最適なタイミングでのリピート促進配信や他の商品サービスのオファーなどを行うことで、客単価の向上と顧客満足度アップが期待できます。
Lステップのカレンダー予約機能でできること

Lステップのカレンダー予約機能でできることとしては、主に以下の7つです。
【Lステップのカレンダー予約機能でできること】
- 予約時に担当者やコースの選択
- 予約のリクエスト受付(承認・否認)
- 自動返信やリマインドの設定
- シフト管理
- 予約状況の一覧表示
- フォローアップメッセージの送信
- Googleカレンダーとの連携
1つずつ解説していきます。
1. 予約時に担当者やコースの選択
以下画面が実際のユーザーが操作するカレンダー予約画面です。店舗や担当スタッフ、メニューなどを設定することができ、選んだらそれぞれで予約可能な時間帯が自動で表示されるようになります。
また、営業日やシフトの設定など柔軟性の高い設定が可能です。

2. 予約のリクエスト受付(承認・否認)
新規予約や変更、キャンセルをその場で確定ではなく、承認制にすることができます。
また、新規予約は全承認、変更やキャンセルのみリクエスト受付にするなど、場面によってそれぞれ設定を変更しておくことも可能です。
もし顧客側で勝手に変更やキャンセルをしてほしくない場合は、リクエスト受付の設定にしておくと良いでしょう。
3.自動返信やリマインドの設定
予約が完了したときにサンクスメッセージを配信するようにしたり、予約忘れを防ぐためのリマインド配信の設定をすることが可能です。
予約内容といっしょに当日の持ち物や注意点、アクセス情報も掲載しておくと、問い合わせが減るでしょう。
リマインドを配信する時間帯は、「時刻指定」と「差分指定」の2パターンで設定することができます。
【リマインダ設定】
- 時刻指定:予約○日前の○時に配信
- 差分指定:予約時間開始○分前に配信

4. シフト管理
スタッフのシフト情報を事前に登録しておくことができるので、スタッフがシフトに入っていない時間帯にはそのスタッフを指名できないように設定することも可能です。

5. 予約状況の一覧表示
Lステップで受け付けた予約は、管理画面のカレンダーで一覧表示することができます。コースが複数あっても色分けもできるのでLステップの管理画面だけで予約を一元管理することが可能です。
ほかにも同時に受け付ける予約数の上限数を設定したり、特定の人のみ限定のメニューを表示させたりといった設定もできるので非常に柔軟に設定することができます。

6. フォローアップメッセージの送信
予約した顧客が来店した後にフォローメッセージを配信することができます。
来店のお礼メッセージを配信したり次回使えるクーポンを配信したりして、再来店してもらえるような仕組みづくりを構築することが可能になります。
7. Googleカレンダーとの連携
Lステップのカレンダー予約機能は、Googleカレンダーとも連携させることができます。
Googleカレンダーと連携させておくことで、Googleカレンダーの予定をLステップ上で受付できないように設定し直すという必要がなくなります。例えばGoogleカレンダーでプライベートの予定を入れておくとその時間帯は顧客側で予約が取れないように自動で制御することができます。
また、Lステップではない外部の予約サイトと併用して受付したい場合などには、Googleカレンダーを使って予約の重複回避を自動で実現することも可能になります。
カレンダー予約機能を使った売上アップの活用アイデア

Lステップのカレンダー予約機能を使ってさらに売上アップが期待できる活用方法について詳しく解説していきます。
アイデア1:来店頻度に応じたアプローチ
カレンダー予約履歴から「〇ヶ月以上来店していない顧客」に、再来店を促すようなメッセージや限定クーポンを配信することで、リピート率アップを促すことができます。
また、一度再来店を促す配信をした後も、数ヶ月おきに同様の配信を行っていくことでユーザーに思い出してもらいやすくするという効果が得られます。
アイデア2:他の商品サービスをオファー
一度予約をしてくれた顧客は新たに予約する人よりも予約のハードルが下がります。一度予約してくれた人に別の商品の案内をしたり、「体験申込み」をしてくれた人に入会特典を案内したりしてあげることで顧客単価アップが見込めます。
アイデア3:予約完了後から来店日時までにフォロー
「せっかく予約が入っても当日キャンセルされる…」といった状況はなるべく避けたいでしょう。キャンセルを防止するためにも、来店日時までのフォロー配信は大切です。
例えば、前日にリマインドのメッセージとともにアクセス情報や当日の持ち物を伝えることで、顧客が考えるべきことが減り、来店までのハードルを下げることができます。
また、当日の担当者がわからないと来店が億劫になる人もいます。そういった方のために事前に画像や動画で担当者の自己紹介やあいさつを配信しておくことで、当日安心してサービスを受けてもらうことができるでしょう。
Lステップのカレンダー予約での注意点

Lステップのカレンダー予約機能は、柔軟性が高く非常に便利な機能ですが、以下の注意すべきことに配慮しないと逆効果になるかもしれません。それぞれ詳細に解説していきます。
注意点1:予約時に入力してもらう情報は最小限にする
予約受付時に入力してもらう情報は必要最低限に留めましょう。業務効率化ができるからといって、予約受付時に聞きたいことをすべて入力してもらう形にしてしまうと、顧客の負担が大きくなってしまい、結果的に予約がしづらい状況となってしまいます。
予約受付時に入力してもらう情報は必要最低限に絞り、どうしても聞きたい項目が多くなってしまう場合は、予約完了後に事前ヒアリングシートで追加で入力してもらう設計のほうが良いでしょう。
最初の予約受付時はなるべく予約しやすい状況にしておくことをおすすめします。

注意点2:運用開始前に必ず事前確認をする
Lステップのカレンダー予約機能は、柔軟性が高く非常に便利な機能がゆえに複雑な設定をしたときに、条件分岐をうまく考慮できておらず意図しない動作をする可能性があります。
例えば、初めての方専用のメニューが2回目以降の利用の方にも表示されていたり、反対に表示されるべき人に表示がされなかったり、はたまた予約完了後に送るべき人ではない人に違うメッセージが配信されるようになっていたり。
このようなミスがあると、顧客側としては不安になってしまい、せっかく導入しても利用してもらえません。
運用開始前に必ずすべてのパターンを整理したうえでテストし、問題ないことを確認してから運用開始するようにしましょう。
まとめ|Lステップのカレンダー予約機能を活用して業務効率化&売上アップしよう!

Lステップのカレンダー予約機能について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
“予約の取りやすさ”は、申し込み率・リピート率を大きく左右する大事な要素です。本記事を参考にしながら、あなたの事業にもLステップのカレンダー予約機能を導入して活用していきましょう!
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