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Lステップに決済機能はある?
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Lステップに決済機能はある?連携方法・メリット・注意点を正規代理店が解説

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大塚達磨

OTSUKA TATSUMA

新潟県出身、福岡県在住。
元東京都港区役所職員。退職の翌日に福岡に移住し、LINE公式アカウントと機能拡張ツールであるLステップの活用支援を軸にしたwebコンサルティング会社、株式会社禅を創業。
【Lステップ正規代理店】として、『お客様の一番のサポーターになる』をモットーに、数多くのLINEアカウントを手がける。
趣味は定期的にお寺に通い、坐禅をすること。

LINE公式アカウントでの商品販売や予約受付に取り組むなかで、決済機能の整備に悩む方は少なくありません。設定の複雑さやミスによるトラブルを懸念し、導入に踏み切れないケースも多いでしょう。

本記事では、Lステップの決済機能の有無やStripe・PayPalとの連携方法、メリット・注意点をわかりやすく解説します。決済機能が適している業種・ビジネスモデルも紹介します。

Lステップに決済機能はない

LINE公式アカウントや拡張ツールのLステップには決済機能はありません。決済をおこなうには別途外部の決済サービスとの連携が不可欠です。

LINEと連携すれば、商品やサービス内容の案内から決済、決済後のメッセージ配信まですべてを自動化できます。ただし、連携にはLステップのプロプラン以上の契約が必要です。

Lステップと連携できる決済サービス|特徴と選び方

Lステップで使える決済サービスに「Stripe」と「PayPal」があります。機能や導入方法、手数料体系などが異なるため、どちらが自社に合っているかを見極めることが重要です。ここでは、それぞれの特徴や顧客層、ビジネスモデルに応じた使い分けも紹介します。

Stripe|自動化・柔軟性に優れている

Lステップと相性がよく、販売導線の自動化を目指す方にはStripe(ストライプ)がおすすめです。クレジットカードや電子マネーなど幅広い決済手段に対応し、支払い後のタグ付けやメッセージ配信もスムーズにおこなえます。

ノーコードでも導入可能で、手数料は一律3.6%とシンプルです。特に、サブスクリプション型課金や分析を重視する方にとって、Stripeは高機能かつ安心して活用できる選択肢といえるでしょう。

PayPal|導入しやすいが制限もある

手軽に決済導線を取り入れたい場合には、PayPal(ペイパル)もよいでしょう。PayPalはアカウント開設が簡単で、セキュリティ性が高い仕組みがあります。ただし、カスタマイズの幅が限られ、サブスクリプション型ビジネスには不向きな場合もあります。

また、決済手数料はやや高めで、国際取引の場合は追加コストが発生。PayPalは小規模・単発決済向けとして活用するのが効果的です。

どちらを選ぶべきか?顧客層・目的での使い分け

StripeとPayPalは用途が異なるため、自社の顧客層や販売目的に応じて適切に使い分けましょう。カスタマイズや分析を重視するならStripe、導入の手軽さや顧客の安心感を優先するならPayPalが適しています。

また、国際展開やサブスクリプション型課金にはStripeが有利ですが、国内の単発販売ならPayPalでも十分対応できます。導入前に「誰に、何を、どのように売るか」を整理しておきましょう。

Lステップで決済連携するメリット

Lステップと外部決済サービスを連携させることで、業務の自動化や売上の向上、データ活用といった複数のメリットが得られます。ここでは、具体的なメリットを3つに分けて解説します。

決済後の配信やタグ管理を自動化できる

Lステップと決済サービスを連携すると、購入完了後のサンクスメッセージやタグ付けを自動でおこなえます。手動対応が減ることで作業効率が上がり、対応漏れのリスクも軽減。

さらに、購入後のユーザーに合わせてメニュー表示や配信内容を変えられるため、顧客満足度の向上にもつながります。

LINEだけで「売れる導線」を完結できる

Lステップと決済サービスを連携すれば、商品案内から決済までをLINE内で完結できます。他のページへ遷移させずに決済できる導線は、ユーザーにとってストレスが少なく、購入率の向上が期待できるでしょう。

また、スマホユーザーが多い今、LINE上で自然な流れで購入を完了できる点は、売上向上に直結します。スムーズな導線設計は機会損失を減らすポイントです。

顧客管理や流入分析とあわせて活用できる

Lステップと決済サービスを組み合わせると、購入者の行動や流入経路を把握できます。どの流入経路から購入に至ったのかがわかれば、広告やメッセージの改善にも活かせます。

また、購入履歴に応じた再配信やフォローアップが可能になるため、リピーター獲得やLTV向上にも効果的です。感覚ではなくデータに基づいて施策を計画できます。

Lステップの決済連携におけるデメリットと注意点

Lステップで外部決済サービスを連携して運用する場合、プランの制限や設定の複雑さ、外部サービスに依存するリスクなど、導入後のトラブルや運用の負担につながる可能性があります。注意すべきポイントを事前に把握し、自社のリソースやスキルに応じて適切な対策を講じることが重要です。

プロプラン以上でなければ連携不可

Lステップで決済機能を使うには、プロプラン以上の契約が必要です。スタートプランやスタンダードプランでは連携ができません。

LINEを利用して決済と配信の自動化を実現できれば、業務効率の向上や売上増加につながる可能性もあります。費用対効果を事前にシミュレーションし、自社のフェーズに合った導入判断をおこないましょう。

設定の複雑さ

Lステップと決済サービスを連携する際には、URL設計やタグ設定、アクション設定など複雑な工程が必要です。設定を間違えると、決済が正常に処理されなかったり、顧客データの管理に問題が生じたりするリスクも少なくありません。

特に初めて構築する方にとっては、どこでつまずくかわからない不安がつきものです。ミスによるトラブルを避けるためにも、経験者に相談したり、外部に依頼したりする選択肢を早めに検討していきましょう。

決済連携が向いている業種・ビジネスモデル

単発商品の販売だけではなく、継続的な関係性づくりや再購入促進を必要とするビジネスにも、Lステップと外部決済サービスの連携は効果を発揮します。ここでは、決済連携との相性がよい代表的な業種やビジネスモデルを紹介します。

オンライン講座・デジタルコンテンツ販売

オンライン講座やデジタルコンテンツ販売などのデジタル商材には、Lステップと決済連携の相性が良い傾向にあります。

申込みから決済、受講案内や資料配信までをLINE上で完結できるため、人手をかけずに商品提供ができます。少人数運営でも対応できる仕組みを作りたい講師や事業者には、おすすめの活用方法です。

予約制サービス(美容・整体・カウンセリング等)

予約制のサービスでは、決済と連動した予約確認やリマインド配信を自動化できるという強みがあります。事前決済により無断キャンセルを防げるほか、当日までの案内やアフターケアも一括管理が可能です。顧客対応の手間を減らしたい事業者にとって、大きな業務効率化につながります。

継続課金型(サブスク)ビジネス

オンラインサロンや会員制サービスなど、月額制ビジネスをおこなう場合には、Stripeとの連携で自動の継続課金が可能です。支払い状況に応じたタグ管理や配信内容の制御もできるため、安定収益化に向けた仕組みづくりがしやすくなります。継続課金を効率よく管理したい方に最適な方法です。

自力構築と外注の選択基準

Lステップの決済連携は、正しく使えば大きな成果につながる一方で、設計や設定には一定のスキルと時間が必要です。すべてを自分で構築するか、プロに任せるかで悩む方も少なくありません。ここでは、自力と外注を判断する際に、検討すべきポイントをまとめています。

自力構築が向いているケース・難しいケース

決済連携の構築には、流入経路やタグ管理などの複雑な設定が必要です。初めて取り組む場合、時間や労力がかかるため、設定に不安があるなら無理せず、外部の力を借りるのが賢明です。自分のスキルとリソースを冷静に見極めて、難しければ早めに相談することで、手戻りや失敗を防げるでしょう。

プロに依頼する際のポイント

外注するなら、対応範囲・納期・費用を事前に明確に確認することが大切です。

もし、Lステップ正規代理店に依頼すれば、構築だけでなく、導線設計・広告連携・運用改善までトータルでサポートが受けられます。LINE内で完結する販売導線や決済連携を整えたい方は、プロの知見を活かして効果的なLINE活用を進めていきましょう。

決済連携で売れるLINE導線を構築しよう

Lステップは単体では決済機能を持ちませんが、StripeやPayPalと連携すれば、LINE上で完結する販売導線を構築できます。自動化による効率化や顧客データの活用も可能になる一方で、導入には知識と手間が必要です。

設定に不安がある方は、無理せずプロに相談して、確実に「売れる仕組み」を整えていきましょう。

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