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コラム
【保存版】Lステップ解約ガイド|解約前に確認すべきリスクや注意点、正しい手順を画像付きで解説
この記事を書いた人
大塚達磨
OTSUKA TATSUMA
新潟県出身、福岡県在住。
元東京都港区役所職員。退職の翌日に福岡に移住し、LINE公式アカウントと機能拡張ツールであるLステップの活用支援を軸にしたwebコンサルティング会社、株式会社禅を創業。
【Lステップ正規代理店】として、『お客様の一番のサポーターになる』をモットーに、数多くのLINEアカウントを手がける。
趣味は定期的にお寺に通い、坐禅をすること。
目次
LINE公式アカウントを活用したマーケティングツールとして、多くの企業や個人事業主が導入している「Lステップ」。しかし、
「思うように使いこなせていない…」
「期待していた成果が出ない」
「月額料金が負担になっている…」
といった理由で、解約を検討されている方もいるのではないでしょうか?

しかし、Lステップの解約には、知らないと大きな損失を招くリスクや注意点が数多く存在します。特に、一度解約すると同じLINE公式アカウントでは二度と使えなくなる、蓄積したデータが完全に削除されるといった取り返しのつかない事態も起こり得るのです。
本記事では、Lステップの解約を検討している方に向けて、解約前に必ず確認すべきリスクや注意点、そして正しい解約手順を画像付きで徹底的に解説します。
解約をする前に、ぜひ最後までお読みください。

Lステップを解約する前に必ず確認すべきこと

解約を検討する主な理由とその背景
これまで多くの企業がLステップの解約を検討してきましたが、その理由として最も多く挙げられるのが以下のようなものです。
- 導入したものの、使いこなせていない
- 期待していた成果が出ていない
- LINE公式アカウントの基本機能で十分だと感じた
- 月額料金が負担になっている
- 社内リソースが足りない
しかし、こうした課題の多くは「初期設計の不足」や「運用体制の整備不足」が根本的な原因であるケースがほとんどです。
解約ではなく運用改善で成果を出した実例
ある美容サロンでは、Lステップを導入後3ヶ月が経過しても思うような成果が出ず、解約を真剣に検討していました。配信しても反応が薄く、予約につながらない日々が続いていたのです。
しかし、専門家のサポートを受けて以下の改善を実施したところ、状況が一変しました。
実施した改善施策:
- 登録時アンケートの導入とタグ付け
友だち追加時に簡単なアンケートを実施し、顧客の興味関心(フェイシャル、脱毛、痩身など)に応じて自動的にタグを付与 - セグメント配信の実施
タグ情報をもとに、それぞれの顧客が興味を持っているサービスに関する情報だけを配信。全員に同じメッセージを送るのではなく、一人ひとりに最適化 - 行動履歴に基づくシナリオ分岐
メッセージ内のリンクをクリックした人、しなかった人で自動的にシナリオを分岐させ、興味度に応じたアプローチを実施
これらの改善により、月間のコンバージョン率が0.9%から2.4%へと約2.7倍に向上し、顧客単価も大幅にアップしました。このサロンのオーナーは今では「Lステップなしでは考えられない」とまで評価を一変させました。
この事例のように、Lステップは正しい設計と運用を行えば、ビジネスに大きな成果をもたらすツールなのです。
解約前に検討すべき3つの選択肢
解約という最終手段を選ぶ前に、以下の選択肢を検討することをおすすめします。
- 運用代行サービスの活用
専門家に構築から配信、効果測定、改善まで一貫して委託 - 初期設計の見直し
シナリオ設計、セグメント設定、リッチメニューの構成を改善 - 研修やコンサルティングの導入
運用スキルを向上させ、自社で使いこなせる体制を構築
Lステップ解約時の7つの重大なリスクと注意点

リスク1:最低利用期間「3ヶ月」の縛りがある
Lステップには最低利用期間が設けられており、初回課金(決済)が発生してから3ヶ月間は、解約をすることができません。
プラン別の最低支払い金額:
- スタートプラン(月額5,000円)
最低支払い額:15,000円(5,000円×3ヶ月) - スタンダードプラン(月額21,780円)
最低支払い額:65,340円(21,780円×3ヶ月) - プロプラン(月額32,780円)
最低支払い額:98,340円(32,780円×3ヶ月)
解約を検討する際は、必ず契約時のメールや決済明細を確認し、初回課金日がいつだったかをチェックしましょう。
リスク2:解約申請は「課金日の3営業日前」までに必須
Lステップの解約申請には明確な期限があり、次回課金日の3営業日前までに申請を完了する必要があります。この期限を1日でも過ぎてしまうと、翌月分の料金が自動的に請求されてしまいます。
ここで特に注意すべきなのが、営業日ベースでカウントされるという点です。土日祝日は営業日に含まれないため、これらを挟む場合は実質的な締切が前倒しになります。
例:毎月1日が課金日の場合
- 良い例: 11月25日(月)に申請 → 12月1日の課金はストップ
- 悪い例: 11月28日(木)に申請 → 土日を挟むため3営業日前に間に合わず、12月分も請求される
このような事態を避けるため、解約を決めた場合は課金日の1週間前には申請を済ませておくことを強く推奨します。
ギリギリのタイミングでの申請は、不測の事態(システムエラー、入力ミスなど)が発生した場合に対応できなくなるリスクもあります。余裕を持った申請を心がけましょう。
リスク3:一度解約すると同じLINE公式アカウントでは再連携できない
これは、Lステップ解約時の最も重大なリスクの1つです。
一度Lステップとの連携を解除したLINE公式アカウントは、Lステップに再連携することができません。
解約後に「やっぱりLステップを使いたい」と思っても、既存のLINE公式アカウントでは利用ができないので注意が必要です。
再度Lステップを使いたい場合に必要なこと:
- 新しいLINE公式アカウントを作成する
- 新しいアカウントでLステップに登録する
- 友だちを1から集め直す
- すべての設定を最初から構築し直す
これまで時間をかけて築いてきた友だちリスト(数百人〜数万人規模)や顧客との関係性は、LINE公式アカウント上には残りますが、Lステップ上で構築した設定は、復元することができません。
特に、すでに数千人以上の友だちがいるアカウントの場合、この影響は計り知れません。新しいアカウントで1から友だちを集め直すには、膨大な時間とコストがかかります。
解約前に、本当に今後Lステップを使う可能性がないか、慎重に検討する必要があります。ビジネスの方向性が変わる可能性、事業が拡大する可能性なども考慮に入れて判断しましょう。
リスク4:蓄積したデータは完全削除され復元不可
Lステップを解約すると、これまで蓄積してきたすべてのデータが完全に削除され、二度と復元することができません。
削除されるデータ:
- 友だち情報(タグ、セグメント、カスタム項目)
- シナリオ配信の設定
- リッチメニューの設定
- 回答フォームのデータ
- 統計・分析データ
- チャット履歴
解約前に、最低限以下のデータはCSVファイルでエクスポートしておきましょう。
リスク5:解約申請後の取り消しは一切不可
一度送信した解約申請は取り消すことができません。誤って送信してしまった場合でも、データの復元やアカウントの復活はできません。
感情的になっている時、焦っている時、疲れている時の判断は避け、冷静な状態で解約を検討しましょう。
リスク6:リッチメニューの表示が残るリスク
Lステップで設定したリッチメニューが有効なまま解約すると、ユーザーのLINE画面にリッチメニューが表示され続けるのに、リンク先のLステップ機能が使えなくなるという問題が起こります。
解約前には必ずLステップの管理画面からリッチメニューをオフにするか、LINE公式アカウントの管理画面から新しいリッチメニューを設定し直しておきましょう。
リスク7:日割り返金は一切なし
月の途中で解約しても日割り計算での返金は一切ありません。解約を決めた場合でも、課金日の直前まで使い切ってから解約すると無駄がなさそうです。
Lステップの解約手順を画像付きで徹底解説

ステップ1:解約前の準備(3つの必須作業)
準備1:友だち情報のCSVエクスポート
- Lステップ管理画面の「友だちリスト」をクリック
- ページ下部の「CSVエクスポート」ボタンを探す
- エクスポートしたいデータの範囲を選択
- ダウンロードボタンをクリック

準備2:リッチメニューの無効化
- 「リッチメニュー」セクションに移動
- 現在在有効になっているリッチメニューを確認
- 「表示設定」をオフにする

準備3:スマホ連携の解除
- 「設定」メニューを開く
- 「スマホ連携」の項目を探す
- 連携解除ボタンをクリック

ステップ2:Lステップ管理画面にログイン
Lステップの公式サイトにアクセスし、登録済みのメールアドレスとパスワードを入力してログインします。

ステップ3:「ご利用マニュアル」から解約ページへアクセス
- 左側のサイドメニューから「ご利用マニュアル」をクリック
- 検索窓に「解約」と入力
- 「解約方法について」を選択

ステップ4:注意事項を確認する
赤字で記載された重要な注意事項を必ず最後まで読み、内容を理解した上で次に進んでください。

ステップ5:解約申請フォームへアクセス
ページ後半の「解約申請フォームに入力される方はこちらをクリックしてください」というリンクをクリックします。

ステップ6:必要事項を正確に入力する
入力が必要な項目:
- 契約者名(法人名または個人名)
- メールアドレス
- 電話番号
- LINE公式アカウントID(@から始まる英数字)
- 決済番号(8桁または36桁)
- 解約理由

LINE公式アカウントIDの確認方法:
Lステップのマイページで確認できます。@から始まる英数字の組み合わせで、プレミアムIDとは異なります。

決済番号の確認方法:
初回決済時に送られてきたメールに記載されています。見つからない場合は「不明」と入力することも可能です。
ステップ7:入力内容を確認して送信する
すべての項目を入力したら、送信する前に必ず確認してください。
最終確認チェックリスト:
- 契約者名は正しいか
- メールアドレスに誤りはないか
- LINE公式アカウントIDは@から始まっているか
- 本当に解約して問題ないか
確認が完了したら「送信」ボタンをクリックします。「ご解約申請を承りました」というメッセージが表示されれば、申請は受理されています。

ステップ8:解約完了メールを確認する
解約申請から1〜3営業日以内に、株式会社マネクルから解約完了のメールが届きます。このメールが届いて初めて、解約手続きが正式に完了します。

メールが届かない場合の連絡先:
- メール:info@linestep.jp
- 電話:0120-939-849(平日10:00〜12:00、13:00〜18:00)
解約ではなく運用改善という選択肢

ここまで解約の手順とリスクについて詳しく解説してきましたが、実は多くの場合、解約ではなく運用の見直しや専門家のサポートによって課題を解決できる可能性があります。
運用代行サービスを活用する
「使いこなせない」「運用する時間がない」という理由で解約を検討している場合、Lステップの運用代行サービスを利用することで問題を解決できます。
運用代行サービスで解決できる課題:
- Lステップの設定が複雑で理解できない
- 配信する時間も人材もいない
- 効果測定や分析のやり方がわからない
- 改善施策を考える余裕がない
- 効果的なデザインやクリエイティブを作れない
代行サービスの具体的な内容:
- 初期設計と構築
シナリオ設計、セグメント設定、タグ管理などを専門家が設計。あなたのビジネスに最適な形で構築します。 - 定期配信の実施
週次・月次での配信作業を代行。配信内容の企画から実行まで一貫してサポートします。 - 効果測定と分析
クリック率、コンバージョン率などのデータを定期的に分析し、レポートとして提供します。 - 改善提案と実装
データに基づいた改善案を提示し、実装まで対応。PDCAサイクルを回し続けます。 - クリエイティブ制作
リッチメニュー、バナー、動画などの制作も対応可能です。
社内にLステップの専門知識を持つ人材がいなくても、プロに任せることで最大限の成果を引き出すことができます。「使いこなせないから解約」ではなく、「使いこなせる人に任せる」という選択肢も検討してみてください。
設計の見直しで成果を改善する
「成果が出ない」という理由で解約を検討している場合、設計を見直すことで劇的に改善する可能性があります。
多くの場合、成果が出ない原因は以下のようなポイントにあります。
改善ポイント1:セグメント配信の精度向上
全員に同じメッセージを送るのではなく、顧客の属性や行動履歴に基づいて配信内容を変えることで、反応率が大きく向上します。
- 興味関心別にタグ付けをする
- 購入履歴に応じて配信を変える
- アクティブユーザーと非アクティブユーザーで配信を分ける
改善ポイント2:シナリオ分岐の最適化
ユーザーの行動(クリック、購入、来店など)に応じて、自動的に次のアクションを変えることで、一人ひとりに最適なコミュニケーションが可能になります。
- クリックした人としなかった人で次の配信を変える
- 購入した人には感謝とアフターフォロー、購入しなかった人には再アプローチ
改善ポイント3:リッチメニューの導線改善
リッチメニューは、ユーザーが最もよく目にする場所です。ここの設計を見直すだけで、大きく成果が変わります。
- 最もクリックしてほしいボタンを目立つ位置に配置
- 配置するボタンを定期的に見直す
- A/Bテストで最適なデザインを見つける
改善ポイント4:回答フォームの活用
顧客のニーズや興味関心を正確に把握するために、回答フォームを積極的に活用しましょう。
- 友だち追加時の簡単なアンケート
- 定期的な満足度調査
- 興味のある商品・サービスの確認
改善ポイント5:タグ管理の整理
タグが整理されていないと、セグメント配信の精度が下がります。定期的に見直しましょう。
- 使っていないタグを削除
- タグの命名規則を統一
- タグの付与条件を見直す
これらの改善は、Lステップに詳しいコンサルタントのアドバイスを受けることで、効率的に進めることができます。自己流で試行錯誤するよりも、プロの知見を活用する方が、時間もコストも削減できるでしょう。
コンサルティング・研修の活用
社内で運用を続けたい場合は、Lステップに詳しい専門家によるコンサルティングや研修を受けることで、運用スキルを向上させることができます。
コンサルティング・研修で得られること:
- Lステップの基本機能の正しい使い方
- 効果的なシナリオ設計の考え方
- データ分析と改善のサイクルの回し方
- 業界別の成功事例とノウハウ
- よくある失敗パターンとその回避方法
正しい知識を身につければ、自社での運用も十分に可能です。「わからないから使えない」状態から「理解して使いこなせる」状態に変わることで、Lステップは強力な武器になります。
プランのダウングレードは可能?
「コストが負担」という理由で解約を検討している場合、プランのダウングレードを検討するのも一つの方法です。
ただし、Lステップのプラン変更には以下のような制限があります。
ダウングレードの制限:
- プロプラン → スタンダードプラン
- プロプラン → スタートプラン
- スタンダードプラン → スタートプラン
- ダウングレード可能: プロプラン ⇔ 大量送信プランの間のみ
- ダウングレード不可:
なぜダウングレードできないかというと、上位プランで利用していた機能が下位プランでは提供されていないためです。例えば、プロプランで使っていた「クロス分析」や「流入経路分析」といった機能は、スタンダードプラン以下では利用することができません。
そのため、コスト削減だけを目的としたダウングレードは難しいのが実情です。
Lステップ解約のチェックリスト

解約前に必ずすべての項目を確認してください。
| 確認項目 | チェック |
|---|---|
| 最低利用期間3ヶ月を満たしているか | □ |
| 課金日の3営業日前までに申請できるか | □ |
| 友だち情報をCSVエクスポートしたか | □ |
| 統計データをダウンロードしたか | □ |
| リッチメニューを無効化したか | □ |
| スマホ連携を解除したか | □ |
| 本当に再連携の可能性はないか | □ |
| 運用改善の余地を検討したか | □ |
まとめ|Lステップ解約は慎重に、まずは改善の余地を探そう

本記事では、Lステップの解約を検討している方に向けて、解約前に確認すべきリスクや注意点、正しい解約手順について詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
特に重大なリスク:
- 同じLINE公式アカウントでは再連携不可
- 蓄積したデータは完全削除され復元不可
- 最低利用期間3ヶ月の縛り
- 課金日の3営業日前までに申請必須
解約前にもう一度考えてほしいこと:
多くの場合、解約ではなく運用の改善で課題を解決できます。
- 「使いこなせない」→ 運用代行サービスを活用
- 「成果が出ない」→ 設計の見直しとコンサルティング
- 「コストが負担」→ プランの見直しと配信の最適化
せっかく構築した顧客資産を手放す前に、まずはこれらの選択肢を検討してみてください。
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Lステップは、正しく活用すれば売上アップや業務効率化を実現できる強力なツールです。解約する前に、今一度その可能性を見つめ直してみてはいかがでしょうか?
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