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オンラインショップ不要?!LINE内で決済まで完結するL-ma(エルマ)とは?|Lステップと連携するECショップ機能・活用方法まとめ

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大塚達磨

OTSUKA TATSUMA

新潟県出身、福岡県在住。
元東京都港区役所職員。退職の翌日に福岡に移住し、LINE公式アカウントと機能拡張ツールであるLステップの活用支援を軸にしたwebコンサルティング会社、株式会社禅を創業。
【Lステップ正規代理店】として、店舗の売上2倍超え、SNS広告集客でROAS300%超え、などの実績がある。
趣味は定期的にお寺に通い、坐禅をすること。

「LINEで集客はできているのに、いざ購入となると外部のECサイトに飛ばさなければならず、そこで離脱されてしまう…」

「オンラインショップを作りたいけど、時間もコストもかかりすぎて手が出せない…」

LINEを使ってビジネスをされている方なら、こうした悩みを一度は抱えたことがあるのではないでしょうか?

実は、その課題をまるごと解決できるツールが登場します。それが「L-ma(エルマ)」です。

L-maを使えば、LINEのトーク画面の中だけで商品を見て、選んで、購入・決済まですべて完結させることができます。ECサイトの構築が必要なくなります。

本記事では、L-maの基本的な概要から便利な機能、活用方法まで、わかりやすく丁寧に解説します。ぜひ最後まで読んで、自社ビジネスへの活用に役立ててください。

そもそもL-ma(エルマ)とは?

L-ma(エルマ)は、LINEのトーク画面内で商品の閲覧・注文・決済・購入後のフォローまでをすべて完結できる「チャット型ECツール」です。

開発したのは、LINEマーケティングツール「Lステップ」を提供する株式会社Maneql(マネクル)。同社が展開する拡張サービス「LステップPlus+」の機能の一つとして2024年7月に発表されました。

L-maが生まれた背景には、コロナ禍を境に大きく変化した消費者行動があります。モバイルオーダーやテイクアウトの普及、ユーザーへ直接販売するD2Cモデルの台頭、所有から共有へと移行するサブスクリプションモデルの拡大等々。こうした「ニューリテール」と呼ばれる新しい購買体験のニーズに応えるために誕生したのがL-maです。

一言で表現するなら、「サイト制作・専門知識・複雑な決済システム不要で、LINEの中にそのままショップが持てるツール」。すでにLステップを活用している事業者にとって、集客から販売・収益化まで一気通貫で実現できる強力な武器になります。

従来のLINE販売との違い:なぜ離脱が起きるのか

これまで、LINEを使って商品を販売しようとすると、次のような流れが一般的でした。

①LINEで商品案内メッセージを送る → ②外部のECサイトへ誘導する → ③サイトでカートに入れる → ④決済ページに遷移して情報を入力する

この流れだと、「画面が変わるたびにユーザーが離脱するリスクが発生する」という問題があります。Webマーケティングの世界では、ステップが増えるほどコンバージョン率(CVR)が下がることが常識とされています。

また、外部のECサイトへ誘導することで、LINE内に購入履歴や行動履歴を残すことが困難でした。それにより、ECサイトでの行動によってLINE配信したりオファーをかけたり効果的な配信戦略を立てることができませんでした。

一方、L-maが実現するのは次のようなシームレスな購買フローです。

①LINEのメッセージで商品を紹介 → ②チャット形式で注文情報を入力 → ③そのまま決済完了 → ④LINEで購入通知・フォローメッセージが届く

すべてLINEのトーク画面内で完結するため、画面遷移による離脱が大幅に減少します。「LINEを見ていたらそのまま買えた」という感覚で、ストレスなく購入体験を提供できるのがL-maの最大の強みです。

L-maのECショップ機能8選

L-maには、通販・決済に特化した8つの機能が搭載されています。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

① Lステップ連携

L-maの購入履歴や行動履歴をLステップに自動でタグ連携できます。たとえばカゴ落ち・初回購入・継続購入・注文キャンセル・商品発送時など、さまざまな購買行動のタイミングをトリガーとして、Lステップのシナリオ配信やアクション設定に組み込むことが可能です。顧客の行動に合わせた自動フォローを実現できます。

② 画面遷移なしのチャット型フォーム

L-maの注文フォームは、LINEのトーク画面内でチャット感覚で入力できる独自設計です。一問一答形式で一つ入力するたびに次の質問が表示されるため、ユーザーは迷わず自然に手続きを進められます。入力ミスがあってもリアルタイムでエラー表示が出るため煩わしさを軽減できます。また、通常のWebフォームと比較してCVRが1.2〜2倍になるという実績データもあり、購買率の向上が期待できます。

③ LINEログインでクイック決済

L-maはLINEアカウントでのソーシャルログインに対応しています。LINEは6種類のソーシャルログイン(LINE・Google・Yahoo!Japan・X・Facebook・Apple)の中で最も利用率が高く、2023年の調査では利用率86%という圧倒的なシェアを誇ります。初回購入時にLINEログインで情報を登録すれば、2回目以降は情報入力不要でワンタップのクイック決済が可能になります。IDやパスワードを忘れて離脱するという機会損失も防ぐことができます。また、LINEアカウントは基本的に一人に1アカウントのため、転売ヤー対策や不正防止にも活用できます。

④ 商品グループ管理機能

複数のバリエーションを持つ商品も、グループ化して柔軟に管理できます。たとえば靴なら「サイズ×色」、美容室なら「スタイリスト×コース」、健康食品なら「フレーバー×サイズ」、オンラインサロンなら「コース×期間」といった形で、商品の組み合わせを直感的にパッケージ設計できます。商品が増えていっても整理された管理ができるので、運用の手間が大幅に削減されます。

⑤ 柔軟なサブスクリプション設定

定期購入・サブスクリプションに関する設定が非常に柔軟な点もL-maの特徴です。毎月課金・毎週課金・回数払い・無料期間付きなど、さまざまな課金パターンを設定できます。

定期購入の解約理由の1位が「余っているから(65%)」という調査結果があります。L-maでは、顧客それぞれの消費ペースに合わせて課金間隔をカスタマイズできるため、解約防止にも効果的です。

⑥ アップセル・クロスセル機能

購入完了直後のタイミングで、関連商品や上位プランをLINE内でシームレスに提案できます。LINEログインで決済情報が保存されているため、アップセル商品もクイック決済で購入できるので成約率が上がります。「松竹梅」形式のプラン提案やダウングレード制限の設定なども可能で、Lステップのシナリオと組み合わせることで、よりパーソナライズされた提案が可能になります。

⑦ リアルタイムEFO(カゴ落ち対策)

カゴ落ち(購入途中で離脱すること)をリアルタイムで検知し、LINEメッセージで自動フォローできる機能です。カゴ落ちした人に自動でLINEを送信してオペレーターが有人対応する、シナリオ配信でリマインドを送る、スコアが高いユーザーに個別チャットを送るなど、多彩な対応が可能です。「すぐ届く・すぐ開封される・すぐ購入につながる」というLINEの特性を最大限に活かしたカゴ落ち対策が実現します。

⑧ RF分析機能

購入日・購入頻度・来店頻度などのデータをもとに顧客を自動でランク付けし、リアルタイムに分析する機能です。Lステップと連携して、休眠顧客の掘り起こしシナリオを自動で実行することもできます。分析と施策を同時に、しかも自動化できるのは、小規模な事業者にとっても大きなメリットです。

Lステップ×L-maで実現できる購入体験・活用事例

L-maはLステップと組み合わせることで、さまざまなビジネスシーンで強力な販売自動化を実現できます。代表的な活用事例を見ていきましょう。

D2C通販(物販)

LINEで商品を紹介→チャット型フォームで注文→決済→配送案内まで、すべてLINE内で完結します。外部サイトへの誘導が不要なため、購入までの離脱ポイントが大幅に削減されます。Lステップのシナリオと組み合わせれば、購入後のレビュー依頼や次回クーポンの案内も自動化できます。

サブスクリプション販売

健康食品・美容商品・オンラインスクールなど、継続的な購入が前提となるビジネスに最適です。顧客ごとに課金ペースをカスタマイズできるので、解約率の低下が期待できます。定期購入中の顧客をLステップでセグメント管理し、ランクアップ提案や特典配信なども自動化できます。

リアル店舗のEC化

店舗内にL-maのQRコードを掲示するだけで、来店したお客様がその場でスマホのLINEから直接購入・決済できる環境を作れます。リアル店舗とLINEをシームレスにつなぎ、オンライン・オフラインを一体化した顧客体験が実現します。

コーチ・コンサル・オンラインスクール

セミナー参加費・講座費用・コンサルティング料金の決済をLINE内で自動化できます。継続課金も設定できるので、月額会費制のスクールや顧問契約にも対応可能です。

クリニック・サロン

オンライン診療やカウンセリング後の物販、定期購入への案内をスムーズに行えます。LINEで丁寧なフォローをしながら、そのまま購入までつなげる導線を構築することができます。

L-maに向いているビジネス・向いていないビジネス

L-maはすべてのビジネスに万能というわけではありません。自社に合っているかどうかを正しく見極めることが大切です。

向いているビジネス

  • コーチ・コンサル・インフルエンサー(情報商材・講座販売)
  • 実店舗の店販EC化(物販・コスメ・スキンケアなど)
  • クリニック・整体院・エステサロン
  • オーダー商品の物販(名入れ・カスタマイズ商品など)
  • 単品リピート通販(健康食品・美容ドリンクなど)
  • お教室・カルチャースクールの会費徴収・予約管理
  • ライブコマース・LINEライブを活用した即時販売

向いていないビジネス

  • 楽天・Amazonなど外部モールとの在庫一元管理が必要な事業
  • 大型総合通販モールの運営
  • LINEが普及していない海外向け越境EC

一般的な大規模ECサイトのような複雑な在庫管理や多通貨・多言語対応が必要なビジネスには向いていませんが、LINEを活用した中小規模のD2C・サービス販売においては非常に高い親和性を持っています。

L-maの導入方法と必要な費用

導入の前提条件

L-maを利用するには、まずLステップ本体の契約が必要です。L-maはLステップの管理画面から追加できる「LステップPlus+」の拡張機能として提供されています。

申し込みの流れ

①Lステップを契約 → ②LステップPlus+(L-ma)を追加 → ③設定・テスト → ④運用開始

初めてLステップを契約される方は、まずLステップ正規代理店に相談するのがスムーズです。構築から運用サポートまで対応してもらえます。

費用の構成

L-maを運用する際のランニングコストは、以下の3層構造で考える必要があります。

費用の種類内容目安
LINE公式アカウント利用料配信数に応じたプラン選択が必要5,000円〜/月
Lステップ月額料金スタート・スタンダード・プロの3プラン5,000円〜/月
LステップPlus+(L-ma)利用料L-ma機能の追加オプション別途お問い合わせ

具体的な費用については、2026年4月現在、L-maは正式リリース前となるため、最新情報を公式サイトまたは代理店への問い合わせで確認することをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q1. L-maはLステップを使っていないと導入できませんか?

A. はい、L-maの利用にはLステップ本体の契約が必要です。L-maはLステップの管理画面から追加できる「LステップPlus+」の拡張機能として提供されているため、Lステップなしでは利用できません。

Q2. L-maはどんな決済方法に対応していますか?

A. クレジットカード決済を基本としており、LINEログインと連携したクイック決済(2回目以降はワンタップで完結)に対応しています。詳細な対応決済方法は、最新の公式情報をご確認ください。

Q3. ECサイトやネットショップの知識がなくても使えますか?

A. はい、L-maはECサイトの構築やサーバーの用意、専門的なプログラミング知識がなくても利用できます。LINEと連携するだけで始められる設計になっているため、個人事業主や小規模店舗でも導入しやすいツールです。

Q4. LステップのシナリオとL-maはどう連携しますか?

A. L-maでの購入・カゴ落ち・初回購入・継続購入・注文キャンセルなどのアクションをトリガーとして、Lステップのタグ付けやシナリオ配信を自動起動できます。たとえば「初めて購入した人に3日後にお礼メッセージを送る」「カゴ落ちした人に1時間後にリマインドを送る」といった自動化が可能です。

Q5. サブスクや定期購入にも対応していますか?

A. 対応しています。毎月・毎週・回数払い・無料トライアル期間付きなど、柔軟な課金設定が可能です。顧客ごとに課金ペースをカスタマイズすることで、定期購入の解約防止にも効果を発揮します。

Q6. リアル店舗でもL-maは使えますか?

A. 使えます。店舗内にQRコードを掲示することで、来店したお客様のスマホのLINEから直接決済いただく運用が可能です。オンラインとオフラインの購買導線を統合し、LINEを起点にした一体的な顧客管理が実現できます。

まとめ:L-maでLINEをビジネスの販売拠点に

本記事では、Lステップと連携するチャット型EC・決済ツール「L-ma(エルマ)」について解説しました。

2026年4月現在、L-maは正式リリース前となりますが、今後LステップやLINE公式アカウントのビジネスを飛躍させる機能として期待されています。

L-maの最大の特徴は、LINEのトーク画面内で「集客・育成・販売・フォロー」のすべてを完結させられる点にあります。外部のECサイトに誘導する必要がなく、離脱を最小限に抑えながら購入まで自然にガイドできます。

Lステップとの連携によって、購入履歴をタグ管理し、顧客の行動に応じた自動フォローが実現します。初回購入者へのお礼メッセージ、カゴ落ちへのリマインド、リピーターへの特別オファーなど、パーソナライズされたマーケティングが自動で動き続けます。

まずはLステップとL-maの仕組みを理解し、自社ビジネスにどう組み込めるかを検討することから始めてみてください。小さく試してみることで、LINEマーケティングの可能性がぐっと広がるはずです。

L-maについてもっと詳しく知りたい方や、自社への活用方法を相談したい方は、お気軽にご相談ください。あなたのビジネスに最適な活用プランをご提案します。

Lステップ正規代理店が事業課題を解決するLINE戦略をご提案!/

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